失敗しないリフォーム選び
リフォームといっても様々で、壁紙の張替えから柱、躯体だけを残してフルリフォームまで幅広く内容もお風呂などの水廻りや、増築、エクステリアなど色々です。 工事の内容によっては決して安い金額ではありません。 誰しもせっかくリフォームをするのであれば失敗したくないものです。
そこで、失敗しないリフォーム選びのためにいくつかポイントがあります。
一般に言われることとしては、
- 希望するリフォームと業者の業務内容が合っているか
- 実績のある業者か
- 自宅から遠すぎないか
- 見積金額が適正か
などがあげられます。
これらのポイントをお客様ご自身で判断することが失敗しないリフォーム選びと言えるでしょう。 ですが、実際はなかなか判断する事は難しいのも事実です。
そこで、私の経験とお客様の目線に立ってアドバイスするならばポイントは2つです。
依頼する業者(担当者)が信頼できるか
まずは、これに尽きると思います。
なぜなら私はリフォームのことなら自信をもって「お任せください。」といえますが、 住まいに関すること以外はプロではありません。 病気になれば、お医者さんにいきます。風邪かな？と思えば内科です。 商店街に行けば、魚は魚屋、野菜は八百屋です。 みなさんその道のプロです。 餅は餅屋です。
ならば、工事も含めて人間的にもその人が信用できるひとなのか？第一印象でもインスピレーションでも構いません。 人間ですから話せばわかります。これが失敗しないリフォーム選び判断ポイントだと確信しております。
抽象的かもありませんが、見積書を見比べて同じ材料、同じ工法、同じ工期で高い安いを判断できるなら理想ですが、建築工事、リフォーム工事は現場で行います。 同じ工場製品(○○メーカーの冷蔵庫など)あっちのお店は高い、こっちのお店は安いみたいな形では判断できないということです。 リフォームは各社工法も違うかもしれません。工事の内容も場所もすべて違います。 今これだけインターネットが普及してる時代です。たくさんの情報であふれてます。 だからこそ信頼できる業者なのか、信頼できる人なのかが大切だと考えます。 もちろん、工事業者として技術があって当たり前の話前提です。できれば水回りだけとかよりも総合的にみて判断できる業者さんの方がよいでしょう。
工事の内容が適正なのか？工事金額が適正金額なのか？
同じ工事内容で同じ材料ならば、工事金額が安すぎる場合(特に同業者から見ても安すぎる場合)は注意してください。 高すぎるのも当然ダメですが、他社と比べて明らかに安すぎる場合は要注意です。 もちろん、少しでも安く工事ができるよう材料の仕入れ、工程計画、企業努力はもちろんありますが、Ａ社よりＢ社の方が同じ材料が半額で仕入れられる事は通常絶対にありえません。 にもかかわらず、安すぎるのはどこかに必ずしわ寄せがいってます。そしてそのほとんどは人件費です。職人さんの手間です。 当然、不本意にしろ職人さんも予算内でやらねばならず、やっつけ仕事にならないとは言い切れません。 高すぎてもダメ 安すぎてもダメ なのです。工事内容にあった適正価格が重要なのです。 安かろう悪かろうでは、費用をかけてリフォームをするのに一番もったいないことです。
以上2点が私の経験と考えです。 そして、できればご自宅から遠すぎない業者さんで、お付き合いがあればリフォーム工事以外でもトイレが詰まったとか雨漏りした時など柔軟に対応してくれます。 また、地域の有意義な情報も教えてくれます。(例えば地域で使える工事助成金など)
これからリフォームを検討される皆様に失敗しないリフォーム選びをしていただき かかり付けのお医者さんみたいなお付き合いができる業者さんと出会えるよう願ってます。
